スクラムによるWebアプリケーション開発コース、enPiT PBL (Project Based Learning) 最終週
10/4より行っていた、スクラムによるWebアプリケーション開発コースが修了した。
enPiT スクラムによるWebアプリケーション開発コース - 未来のいつか/hyoshiokの日記
スクラムによるWebアプリケーション開発コース
楽天株式会社が提供する各種サービスのAPI(Application Program Interface)を利用して、ビジネス展開も可能なオリジナルWebアプリケーションを作成していきます。作成中のアプリケーションは一般に公開し、ユーザーの意見を集めます。ユーザーからのフィードバックサイクルを回しながら、アプリケーションを育てるために、近年脚光を浴びているアジャイル開発手法の一つであるスクラムによるプロジェクトマネジメントを行います。複数のPBLチームの編成が可能です。
★ 指導教員:永瀬美穂 特任准教授、吉岡弘隆 客員教授(楽天株式会社 技術理事)
enPiT BizSysD – 産業技術大学院大学
受講者は、複数人でチームを作り、それぞれ独自のWebアプリケーションサービスを構築する。毎週デモを行って、教員や受講生などからコメントをもらう。ソースコードはgithubで管理して、アプリケーションはherokuで公開する。
今年で二回目なので、教員やコーチ陣は昨年度の経験値があるので、それと比較した相対的な感想を持つ。昨年と比べてうまく行った点とそうでなかった点などをどうしても持ってしまう。絶対値として素晴らしかったところを忘れて、あれやこれや思い悩むこともあったりする。
ちょっと残念だったことは、コースを修了しないでドロップアウトした受講生が若干名いたことである。ドロップアウトをしないような仕組みとか考えたくなるが、何かそれも違う感じがする。
産業技術大学院大学の受講生は社会人が多いので、自分の仕事との兼ね合いで時間を作ることの困難さがある。忙しい中、自分の時間を削ってプロジェクトを行っているというのは素晴らしい。春から授業を含めると約半年間、土曜日に授業を受け、平日はプロジェクトを行った。
今年は昨年の "Demo or Die" だけではなく、 "Done is better than perfect" をモットーとして11週間PBLをやった。
毎週毎週デモを繰り返し、プロダクトがどんどんよくなって行くチームや、紆余曲折があって、一度ご破算にして途中からまったく作り直すチームなどがあった。
PBLには正解がない。そこから学ぶものは大きい。一年に一回しかPBLのコースを出来ないので、授業の進化が遅いのが悩ましい。PBLそのもののイノベーションが必要である。受講生、教員、コーチの皆様と新しい学びの場を作って行きたいと思った。
社会人にこそ受講していただきたいコースである。
Webアプリケーション開発コースについての日記など。
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- エレベーターにパワーポイントはない。 There is no PPT in a elevator. - 未来のいつか/hyoshiokの日記
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永瀬さんの講評。すげー笑顔だ。
琉球大学のみなさんはTV会議システムで遠隔で参加。
最後にランチをみんなで取った。美味しかったー。
受講生の皆様、コーチの皆様、産技大の皆様、永瀬さん、ありがとうございました。