未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

スピード狂時代

CPUが速くなればなるほどスピードが重要になる、という矛盾した世界。CPUが速くなったからソフトウェアは遅くてもいいんだよね一派には与しないという心意気。
コンピュータの進化というのは、1)コスト、2)規模、3)速度が混然一体となってなされたもので質的な変化つーのはほとんどなかったんじゃないか?
ムーアの法則というのはトランジスタの集積度がどんどん高まってきて、コストを劇的に下げる、そして速度をあげる、それだけっちゃあそれだけの話である。でもその法則に支配されてこの業界は変化を遂げてきたし、コンピュータサイエンスもちょっとは進化した。(コンピュータサイエンスって本当に進化したのかちょっと疑問ではあるけど)
いまだにCPUの速度を生かすためにキャッシュがどうだこうだなんてことをやっているわけだけど、当面この技術は陳腐化しそうにないというのが不思議な感じである。speed does matter.