未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

知識、スキル、コンピテンシーと学びの方法論

知っていることと、出来ることと、それで成果を出す能力というのは関連はあるが随分違う。

知っていてもそれが出来るとは限らない。Rubyの文法をしっていても、いいプログラムを書けるとは限らない。プログラムが書けるとしても、それで何か素晴らしいものを創り出せるとは限らない。そこには深くて広い溝がある。

どのようにすれば知識をスキルに変換できるのか、どうすればスキルをコンピテンシーに変換できるのか。それが学びの本質だと思う。

正解はない。試行錯誤でその方法を獲得するしかない。どっかに近道は存在するのだろうか。多分ない。愚直に一歩一歩進んで行くしかない。

勉強会も、セミナー形式の一方的な知識を伝える場所から、ワークショップなどの実際に手を動かす場所へ、どんどん進化している。さらにはハッカソンのように成果を競うという形式も普通に行われている。

学びの方法の一つとしてペアプロをしたり、チームで作品を作って競ったりするハッカソンやPBL (Project Based Learning) というのはこのコンピテンシーを獲得するのにかなり有効な手段だと感じている。

目標設定を適切にし、よい師匠、コーチに恵まれれば、短期間にそのコツを取得できるし、チーム全体でその経験を共有できる。

一番難しいのは、目標設定とコーチを見つけることだと思う。ヒト依存になるのはしょうがないと思う。