まつもとゆきひろのコピーは作れるのか。
「Rubyにみるグローバルソフトウェア開発」というタイトルでの講演だった。 http://aiit.doorkeeper.jp/events/8871
まつもとゆきひろのコピーは作れるのか?
コミュニティの運営とかは言語化できそうだけど、情熱をコピーすることはできない。心に灯をともすにはどうすればいいのだろう。それを10年間続けるにはどうすればいいのだろう。
OSSを作ることはそれほど難しいことではない。多分、気の利いたプログラマなら誰でも作ることはできる。
githubのようなサービスが開発を支援してくれるし、コミュニティ作りのコストを圧倒的に下げた。twtitterやFacebookやブログなどで開発を告知することも出来る。
にも関わらず、Rubyのように世界中で使われるプロダクトを作った人はまつもとさん以外にほとんど現れていない。OSSを作った人はいっぱいいるが、まつもとさんのようなアイコンになった人が現れていないのはなぜなのか?
技術力か、英語力か、マーケティング力か、コミュニティ力か?その差は何なのか。
Rubyが世界中で使われるようになるまで10年かかった。だけど、クラウドのサービスを使えば、それは1年に短縮できるとまつもとさんは言う。mrubyも成功したので、自分の方法論をまねすれば誰でもできるのになんで後進がいないのだろうか?と彼は問う。
その差は情熱なのではないか。情熱格差がすごいプロダクトとの差を生むのではないのか。
パッションを持ったプロフェッショナルを創ることは自分にしかできない。