未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

高校生が作ったとっても速いコンピュータ

昨日のカーネル読書会のHPCクラスタのお話はとっても面白かったというかためになったというか勉強になったというか、あー知識欲が満たされて満腹満腹。

BLUEというメーリングリストで教えてもらったのだが高校生が学校のPC64台を利用してPCクラスタをつくちゃったというお話。 http://kagakububuturi.hp.infoseek.co.jp/

広島県立広島国泰寺高等学校の科学部物理班では学校パソコンをクラスタに変えるKNOPPIXを作製しています。このテーマで高校生のための科学技術コンテストの全国大会であるJSEC2004 (第2回ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ)に出しているそうです。
主催の朝日新聞のページ
http://www.asahi.com/ad/clients/jsec2003/top.html
文部省のページ
http://manabinpick.mext.go.jp/taikai/taikai16.html

64台並列で最大9476MFLOPS。Pentium 4/2.4GHz

すごーい。高校生がいとも簡単にこんな数字を出していいのか。いいのだ。それもこれもKNOPPIXとかSCoreとかMPIとかオープンソースの実装があって誰でも自由にその成果を使えるからだ。オープンソース万歳である。ふつーの高校生ができるんだったら、同じようなコンピュータ設備を持っている他のふつーの高校も同じような試みをできるわけで、高校生のためのスーパーコンピュータ甲子園かなんかをやっちゃって最も安いスーパーコンピュータを開発するのだぁ。

がんばれ高校生。日本の未来は明るい。