未来のいつか/hyoshiokの日記

hyoshiokの日々思うことをあれやこれや

2013-01-01から1年間の記事一覧

Paul Grahamはわたしのアイドルだ

彼の名前を知ったのは「ハッカーと画家」を読んだからだ。 *1Viawebというのも知らなかったし、それがYahoo!に約5000万ドルで1998年に売却されたということも知らなかった。もちろん当時、楽天がそれに興味をもっていたということも知らなかった。 http://ja…

IT業界で生きる技術者に勧める100冊みたいなもの

ふと思い立ち、「人月の神話」「理科系の作文技術」とかIT業界で生きる技術者に勧める100冊みたいなのを考えてみた。どんなものがあるのだろうかとtwitterで聞いてみたら、「100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著」というのを教えてもらった。というか…

ローカルで作ったリポジトリをgithubに初めてpushする方法

例えば以下のようにローカルにgitで管理していて、ふとgithubあたりで公開したくなったとする。はじめからgithubにレポジトリを持っていた場合は、それを $ git clone して、ローカルでごにょごにょして $ git push すればいいのだけど、その順番が逆の場合…

統計学が最強の学問である

釣りのタイトルにまんまと釣られて読んでしまった。しかもベストセラーだ。内容はまっとうな統計学の入門書である。これから出てくるであろう、「ビッグデータ」がどーだこーだ、「データサイエンティスト」がどーだこーだという類いの本をひもとく前に基本…

インターネットが見えている人たちのカンファレンスに参加した。(新経済サミット2013)

Willam Gibsonの有名な言葉にThe future is already here -- it's just not very evenly distributed. (未来はすでにここにある。ただ均等にないだけだ)というのがある。 http://en.wikipedia.org/wiki/William_Gibsonインターネットの世界で世の中を変え…

モチベーション3.0を読んだ

モチベーション3.0(ダニエル・ピンク著、大前研一訳)を読んだ。 ツィッター向けのまとめ。 アメとムチは前世紀の遺物。「モチベーション3.0」によると、二十一世紀の職場では「自律性」「マスタリー」「目的」へのアップグレードが必要。277ページ カクテ…

パクればいいんだよパクれば

イノベーションが新しい産業を興し雇用を生み社会を豊かにする。多分それは間違いないだろう。本書は、イノベーターではなく模倣者(イミテーター)に焦点をあてている。企業が生き残って行くためには、模倣(イミテーション)はイノベーションと同じくらい…

我が青春の東急東横線渋谷駅改札。

若い人には想像もつかないことだとは思う。おじさんの昔話だ。興味のない人はこんなどーでもいい話なんで飛ばしちゃってほしい。 あなたのお父さん、お母さんが青春だったころの話だ。30年前(1983年ごろ)、わたしは大学院の学生だった。その年の春に東京デ…

ソーシャルメディア進化論

インターネットって何なんだろう。自分が熱中したインターネットの原点は90年代前半のMosaicというブラウザあたりにあったような気がする。80年代DECという会社に勤めていて、その会社の社内ネットワークが広大でコンピュータが繋がることがこんなにもワクワ…

Scrum Boot Camp, The Book

読んだよ。読んだ。アジャイル開発の手法の一つであるスクラム開発についての入門書である。入門書だからといって手を抜いているわけではない。ガチである。ガチ。 スクラムの日本における第一人者の西村さん、永瀬さん、吉羽さんによる渾身の一撃。スクラム…

リーダブルコードを読んだ

良いコードを書くためにはどのようにしたらよいのだろうか。 そのヒントが載っている。200頁ちょっとの本だからすぐに読める。読めて知識として得たとしても、それですぐに良いコードを書けるようになるとは限らない。日々コードを書く時にこのヒントを実践…

証言 班目春樹 原子力安全委員会は何を間違えたのか?

読んだ。特に期待をしていたわけではないのだが、予想以上に面白かった。わたしのような素人の外野はいくらでも言えるが感想を一言二言。 班目春樹原子力安全委員会委員長の証言をもとに構成された。地震で外部電源が喪失し、非常用の自家発電装置が津波によ…

勉強会勉強会に行って来た

DevLOVE関西主催の勉強会勉強会に行って来た。場所は楽天の大阪支社。 新幹線の中でスライドを作り、怒濤のがぶりよりという感じ。文字が多くなったのは、ネットで適当な写真を探すのが、新幹線の中では困難だったから。コンテンツはほぼスクラッチから書き…

人月の神話を再読した。

何度読んでもその度に発見がある。大阪出張のおり、行きの新幹線(帰りは大抵へべれけで寝ているので本は読めない)でぱらぱらめくってみた。再読するきっかけは、大槻さんからご著書を頂いたからである。「ソフトウェア開発はなぜ難しいか」では、「人月の…